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「回り道人生」 破天荒”文系”エンジニア

回り道人生

RSGT2020勝手にプロポーザル紹介(4日目)

この記事について

この記事は、2020年1月9日〜11日に開催予定であるRegional Scrum Gathering Tokyo 2020プロポーザルを勝手に紹介する、所謂、「XXアドベントカレンダー」的な活動の4日目です。

若手のホープであり、よく「私の悩み」に乗ってくれている森さんからのバトンです。

RSGT2020勝手にプロポーザル紹介(3日目) - Qiita

 

RSGTと言えば、かの芭蕉がこのように歌ったとか…

WANG'S GARDEN(大崎ブライトコア店)や つわものどもが 夢の跡

多くの兵(つわもの)が通る登竜門であるRSGT。ここを通るためにあるものは笑い、またあるものは涙を流すというアジャイルな人なら避けては通れない、個人的な印象としては国内で最高峰のカンファレンスである、と思っています。

そんな地獄門に望む兵(つわもの)を勝手に紹介しちゃうこの企画。早速、やってみたいと思います。

 

まずは自分の宣伝

何を隠そう、あの手この手で登壇しようと「こいつ、ヤバいやつだ」と滝川(たぶん匿名希望)に言われたことがあるようにRSGT2018、RSGT2019と連続で当選した私です。

Regional Scrum Gathering Tokyo 2018 - Smug? Oyatsu Shrine ~ Improvement patterns seen through practicing "Oyatsu Shrine" ~ どや!?オヤツ神社 ~実践しているオヤツ神社を通して見る改善パターン~ | ConfEngine - Conference Platform

Regional Scrum Gathering Tokyo 2019 - 明日現場で使える!とにかく明るいScrum Patterns 活用ワークショップ | ConfEngine - Conference Platform

今年は2019年で惜しいところで落選したproposalの再投稿です!

去年は「研修や教科書で学んだこと」しか伝えられなかった(多分、この辺が落選原因と自己分析)のですが、1年経ち、実際に実践したので、その知識をみなさんに共有しようと思っての再投稿です。

Agile Japanでも自社とScaled Agile,Inc(SAI社)と共にブースを出し、そこでアジャイルに関する質問や悩み相談を受けていたのですが、そこでも、

  • 大規模でアジャイルがやりたいがどのように始めればよいか
  • 結局、SAFe or LeSSとは何なのか
  • SAFe、LeSSの違いを知りたい

という質問を受けました。仕事でもそのような質問に答えることもあったので、「どのように端的に大規模アジャイル手法を伝えるか?」をまとめた資料を用意したりもしました。

LeSSの勉強会でSAFeを勧める:LeSS Study - SAFe会 - Less Study | Doorkeeper

今回はそのようなまとめやSAFeを実施した案件で経験したことを伝えたいと思っています。例えば、SAFeも「Train Everyone, Launch Train」を考えるとあの構造とか導入方法とか分かることがあるんですよ、うふふ(発表あるまで秘密)
このセッションに参加すると「SAFe・LeSS、チョット、ワカル。」って言えますよ。

ちなみに第2弾、第3弾も予定

SAFe&LeSSちょっと伸び悩んでいるので、あと2つのプロポーザルを予定。

最初は、2年間、社内コミュニティやってみて、社内にアジャイル広める方法の道筋が見えたことのプロポーザル。
「場」を提供して「熱意ある人」を中心に「無理のない範囲」で「定期的に続ける」ということを実際に取り組んだことと合わせて公開したいと思っています。(下書き中)

後は、仲間にお願いしている「アジャイルxQAxモデリング」辺りで、大先輩と勢いある若手と話すコラボ計画も考えています。(私は話す予定ないですが)
私が聞いててワクワクする取り組みしている二人の実践を話してもらうので、絶対、面白いです!(これから作戦会議)

 

おすすめのプロポーザル紹介

さて、本題です。このブログの趣旨は「私はこれが面白いと思っている」だと思うので、率直に今、投票したプロポーザルの内、特に注目しているプロポーザルをよくわからん「Popular」順で紹介します。

 

日本にJoy,Incを創る!僕らのジョイインクジャーニー3年間の軌跡

まだ安田さんとはお会いしたことがありませんが、Creationlineさんから滲み出るJoy, Incさは、凄いと思っています。Creationlineさんで開かれる勉強会や社内の取り組みも楽しそうだし、特にCreationlineさんの方、笹さんとか小坂さんとか、ささささんとかささささささんを見ていると「JOY」感を感じずにはいられません。
セッション紹介にある

ジャーニーの中でやってきたこと、失敗したこと、いまも続けていることを含めて赤裸々にお話したいと思っています

に注目です。正座して最前列で聞くしかないです!

 

スクラムの理解を深めるスクラムショーワークショップ

バトンを渡してくれた森さんのプロポーザルです。このワークショップは、日本を代表するアジャイルコーチが集まった伝説の アジャイルコーチとスクラムマスターの宴、通称:よなよなコーチングリトリート)で生み出されたワークショップです。
家庭の事情と仕事の事情、それはさて置き、お金の事情で参加できなかったアジャイルコーチの宴で考え出されたワークなので良いものです。良いものに違いありません。絶対に損しないので聞くべきです!
私自身、現場でコーチなどやっていると「Scrumを簡単に説明して」とか言われるので、プロポーザルの説明にある

「短い時間でアジャイルを分かるようにしてほしい」というニーズに応える

というのは、今すぐにでも道具箱に入れたいやつです。

 

 最高のScrumキメた後にスケールさせようとして混乱した(してる)話

有吉のように「ビジネスXX」と人に二つ名を与える、自身を「ビジネスあらた」と自称する藤村さんの新ネタです。毎度、驚かされる藤村さんの素直な視点からくる素直な疑問や熱意は本当にスゴイものを感じます。あれが演技(ビジネス)であるとは信じられません。
「最高のScrum」はプロポーザルの説明から

お客さんからも開発チームからも、これほど安定したプロジェクトは今まで経験したことがない

とあるように素晴らしかったのだと思います。そこまでの道のりも気になるし、その後の「スケールで混乱」も気になる!一体、全て話す(聞く)のに何分必要なんだ!と思ってますw

 

特殊部隊SETチームの日常 - 技術と実験を融合した実践アジャイル術 -

いつも尊敬して止まない先輩である伊藤さんの最新のプロポーザルです。
伊藤さんのアウトプット力は本当に勉強させられます。理論のみを挙げるとエモい話で終わってしまいがちですが、伊藤さんの発表は全て経験や実績を伴い、理論とその実践方法まで語られるので、持ち帰って「やってみる」ことができることが凄いです。
プロポーザルにある説明にあるとおりです。

当セッションでは、特定の開発チームから組織横断活動までに活用できる、技術とアジャイルの組み合わせ方を、LINEでの実例をもとに、参加者の皆様が現場に持ち帰って試せる形でご紹介します。

アウトラインにある「プロダクト開発チームと共に在る」「Learning Session」「Design Sprint」は、まさに聞きたいこと!です。
私の支援するチームにも持ち帰ってあげたいです。

 

Kaizen in Practice

こちらも尊敬して止まない先輩であり、「ソフトウェア開発業界で石を投げると原田に当たる」と言われるほど多い原田の中で、原田 of 原田である原田騎郎さんです。
会う度に的確な指摘や気付きをもらい、そのネタと経験の宝庫はどこから来るのか未だ持って不明ですが、話を聞きすぎて今では騎郎さんのモノマネが私の中で流行ってます。結構、似ていると思うので、今度、披露しますね。
さて、アジャイル開発といえば「カイゼン」だと思いますが、現場では上手くカイゼンできておらず、1回きりの改善をして終わっているケースも多い気がします。

プロポーザル中にある

Kaizen is an everyday activity to make it better that leads to “continuous improvements.”

に秘訣があると思っています。「日々の活動」と「継続的な改善」ですね。 

 

長文で書きすぎたか?
ここまで読んだ人がいるのかわかりませんが、最後にこのプロポーザルも紹介したい!

 

とにかく明るいセッション

毎年ある「とにかく明るいセッション」。毎年、コンスタントに票を稼ぐが未だに実施されていない都市伝説のようなプロポーザルです。
噂ではこのプロポーザルを越えないなら認められないボーダーラインでもあると聞いています※。名前からは分からない、とにかくスゴイ圧を感じずにはいられません※。

※実際は下回っても採用されるプロポーザルも多々あります
※個人的な感想であり、本当に圧を感じているのか、もしくは、その圧を楽しんでいるのか、実際は私にもよく分かりません

 

最後に

夏休みの実家で寝静まった家族の横でPCを打ち込んでいますが、まだ紹介したいプロポーザルは沢山あります。
次は、この文章を読んだあなたがプロポーザルを読み、RSGTに参加したら聞きたいプロポーザルに投票をお願いします。(要Confengineのユーザ登録)

そして、気になるプロポーザルに気軽にコメントいただきたいです。特に私のプロポーザルを練習にコメントしてもらっても良いです。「応援してます!」とかね!

次のバトン

次のバトンは・・・まだ未定です。誰か続く人をお待ちしていますー。

みんなでRSGT2020を盛り上げていきましょう!